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SARSの関連情報001

とれたての最新SARS情報コーナー
   6月19日

◆新型肺炎世界会議が開幕
http://www.sankei.co.jp/news/030617/0617kok045.htm

◆新型肺炎/SARS特集
http://www.sankei.co.jp/databox/sars/sp_sars.html

          
SARSとは、どんな病気ですか?
香港、ハノイでの発生から世界十数ヵ国で広がりをみせている原因不明の
呼吸器疾患です。正式には「重症急性呼吸器症候群(SARS)」といいます。

〈感染が心配される場合〉
ア 38度以上の急な発熱がある。
イ せきや息苦しさなどの呼吸器症状がある。
ウ 10日以内に伝播確認地域に渡航したか、渡航した方と接触した。

これらの3点に該当する方は、医療機関での受診をお勧めします。

〈原因〉
SARSのはっきりとした原因は、現在のところわかっていません。
ウイルスが原因ではないかといわれていますが、特定できていません。

〈潜伏期間〉
潜伏期間は、およそ2〜7日です。
これまでの報告から、体の変化に注意が必要とされる期間は、10日間です。
その期間を過ぎても症状がない場合は、発病の可能性が少なくなります。
医療機関を受診した方がよいのは、どんな場合ですか?
SARSの伝播確認地域からの帰国後10日以内で、38度以上の発熱や
せき・息苦しさ等の症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

〈受診の際は〉
 ・X線装置のある内科・呼吸器科を受診してください。
 ・SARSへの感染を心配していることを、医療機関にあらかじめ伝えて
 ください。そのうえで、マスク等の感染予防をして来院するようにして下さい。

 ・受診する際は、以下の事項を伝えてください。
  ア 滞在した地域   イ 滞在期間   ウ SARSの患者さんとの接触の有無

症状がないときにはあまり心配する必要はありません。
症状が出たら早めに受診するようにして下さい。
どのような検査や治療をするのですか?
〈検査〉
現時点では、SARSそのものの診断をすることはできないので、
いろいろな検査によって、他の疾患の可能性を除外していく方法を
とっています。具体的には、胸部X線検査、血液・尿検査、喀痰検査、
菌培養検査などを行います。

〈治療〉
現時点では、決まった治療法はなく、対症療法を行います。
患者さんの80〜90%は、自然に治ゆしています。
SARSの予防方法はありませんか?
〈日常的な予防方法〉
100%ではありませんが予防効果が考えられるものとして、
「手洗い・うがい・マスク」等の標準的な感染予防法があげられます。

〈伝播確認地域へ行かれる方は〉
伝播確認地域への不要不急の旅行は取りやめることをお勧めします。
どうしても行かなければならない場合は、まず「手洗い・うがい・マスク」等の
標準的な予防策を講じましょう。
また、目・鼻・口をさわる時は清潔な手でさわるようにしましょう。
そして、体調を整えておくことも重要です。無理な滞在日程をたてず、
少しでも疲れたら休息をとる・十分な栄養と睡眠をとることを心がけましょう。
また、SARS伝播確認地域から帰ってきたご家族やご友人と一緒に過ごす
ことで感染するのではないかと、心配する方もいらっしゃいますが、
現在までにわかっている情報では、特に症状のない場合は、人にうつす
可能性は少ないと考えられています。行動制限も特に必要ありません。
(現時点では、潜伏期間中に他の人にうつさないとはっきりと証明されては
いません。)
※ 外務省のホームページでは、伝播確認地域に関する
渡航関連情報を随時提供していますので、参考にしてください。
SARS患者を入院させることのできる医療機関は都内に
どれくらいありますか?
 
----- 東京都の場合です---各々自治体で状況が違いますのでご注意ください
都内には、7病院66床あります。その病院は、感染症の専門的な治療が
でき、また、SARSの院内感染も予防できる設備を有しています。
もっと詳しい情報が得られるホームページなどはありますか。
下記ホームページをご覧下さい。
   厚生労働省
   国立感染症研究所
   健康安全研究センター

 

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家庭・職場における消毒(例)
 改訂版 感染症情報センター
 

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